2016年8月19日金曜日

プロテインの有用性

前回の記事でプロテインについてのおおまかな解説を行った。
今回の記事ではプロテインの有用性について述べていく。
断っておくが、ここでいうプロテインは飲み物としてのプロテイン(プロテインパウダー)のことである。
 
プロテインのメリット
・たんぱく質が豊富
・安価
・量のコントロールが容易
・吸収時間を変えることができる
・味も悪くない
・低カロリー
 
プロテインのデメリット
・大量に摂取すると腎臓に負担
・食物アレルギー体質の方は注意が必要
 
たんぱく質が豊富というのは前回説明したとおり。
プロテインの種類にも依るがプロテインパウダーのうちの60~90%がたんぱく質である。
価格はだいたい1kgあたり1500~3000円程度。
粉末であるためシェイカーの中に入れて持ち運び、ジムで水に溶かして飲むことができる。
原料がホエイ、ソイ、カゼインなど様々で、それぞれ吸収時間が異なるため、目的に合わせることができる。
外れがあるものの、飲むことが苦痛であるような不味いものは少ない。
脂肪は基本的にほとんど含まないため、たんぱく質30gを摂っても200kcal程度と低カロリー。
また、たんぱく質は食事誘発性熱産生(dit:diet induced thermogenesis)という現象が顕著なため、たんぱく質を摂取したうちの30%ものカロリーが消化のために使われる。
食事誘発性熱産生とは食後の代謝の活発化のこと。
食後に身体が熱くなるのはこれが要因。
ちなみに糖質は6%、脂質は4%。
 
デメリットとしてたんぱく質の過剰摂取は、腎臓への負担が大きくなることが挙げられる。
ホエイは乳、ソイは大豆、カゼインは卵をそれぞれ原料として作られるので、アレルギー持ちの方は注意が必要である。

メリットとデメリットを鑑みると、プロテインの有用性がよくわかると思う。

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